データを参照しやすくまとめたものがデータベースです。整理されていないデータはデータベースとは呼びません。

データベースマネジメントシステム(DBMS)を導入してデータを登録すれば、データベースを構築できます。

データベースマネジメントシステムの中でも、主にリレーショナル型で管理するシステムをRDB(リレーショナルデータベース)と呼びます。RDBは様々な製品がありますが、「SQL」という標準化されたデータベース操作用のプログラミング言語を利用できます(製品毎に若干の方言がああったり、機能に制限があったりもしますが)。

最近ではRDB(SQL)以外のデータベースも活用が進んでおり、キーバリュー型やドキュメント型なども製品や採用例が増えています。が、従来型のRDBがキーバリュー型やドキュメント型の機能も備えるようになってきていたりします。

また、問い合わせにSQLを使わないタイプのデータベースのことを「NoSQL」と呼んだりしています。
なお、SQL言語は標準化されていることもあってか、国家資格の「ITパスポート」などでも出題があります。

HTML5からブラウザに標準で搭載されたlocalStorage(ローカルストレージ)やIndexedbは、キーバリュー型のデータベースの一種です。また、JavaScriptで実装されたRDBであるAlaSQLを使えばブラウザ上でRDBを構築してSQLを実行できます。

また、クラウド上にデータベースを構築できるクラウドデータベースを利用すれば、サーバー管理を自分で行わずにデータベース連携型のアプリやシステムを構築できます。